鳥茶屋

V6の食番組で紹介されていた
「別邸 鳥茶屋」の親子丼(950円)を食べに、
はるばる飯田橋まで行ってきました。


西口を出て、水道橋方面を右手に神楽坂を
登ること約5分、左手に大きな神社がある
向かい側に、ありました、鳥茶屋。
でも思っていた店と少し違います。
TVで見たときは縁側みたいなのがあったような。
まあ勘違いかな。メニューを見ると
当店オススメ「鳥丼950円」の文字がありました。
うん、大丈夫。


ちなみに、目当ての親子丼は、
ランチタイムのみ(LO14:00)ということで、
14:00少し前に着いた私は、店員に急かされながら
店内へと入りました。店内は純和風の落ち着いた雰囲気。
欧米では味わえないこれぞ日本のお店といった様子でした。
ここで私の連れが少し疑問を抱いたようです。
鳥丼って親子丼ですよね、と店員に尋ねました。


「いえ、こちらはテリヤキにした鳥をのせた丼ですよ」
「えっ、じゃ親子丼はありますか」
「ここにはないんですよ、親子丼は別邸のみですね」


ガーン。ここで気が付きました。
別邸。。。私たちが行ったのは本館 鳥茶屋だったのです。
鳥茶屋は鳥茶屋でも「本館」と「別邸」。。。
鳥茶屋ということしか頭にありませんでした。
既に椅子に座っていた私は、すみませんちょっと失礼します、
と店を出る度胸もなく、ほんの直前までトロトロで黄色く光る卵にくるまれた
比内鳥が乗った丼だと疑わなかった鳥丼950円を注文しました。


一度落胆した気持ちはなかなか癒えません。
が、30分後には満足顔で本館 鳥茶屋を出る私がいました。
これがおいしかったのです。鳥丼950円が。
カリカリに焼かれた鳥皮がついた、照りやきの鳥。
それが8枚も入っていて、飽きそうだと思ってましたが、
最後まで全く飽きません。ああ大満足。災い転じて福となす状態でした。


飯田橋への帰路の途中、別邸 鳥茶屋に寄っていきました。
随分奥まったところにあるこのお店は、本館よりもさらに
趣深く、いつかは訪れるぞという思いを抱きながら、神楽坂を下っていきました。


親子丼を食べたいときは、「別邸」、これが重要です。ご注意を。
ちなみに鳥丼をてっきり親子丼だと信じて疑わなかったのには、
親子丼も同じく950円だったことと、どちらも鳥を扱ったメニューであったことです。